FPコラム・変動金利か、固定金利か!

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変動金利か固定金利か!

住宅ローンを組まれる方には、金利の選択は非常に悩むところだと思います。
変動金利は、店頭金利で、現在2.5%ぐらいですが、過去には8.5%と高い金利の時代もありました。

ここ十数年は、低金利が続いているので、この低金利が当たり前に感じているかもしれません。
優遇金利適用後には、金利が1%を切るような超低利な住宅ローンには魅力を感じるようです。

一方、全期間固定など返済額が上昇することのない住宅ローンは、3%程度の金利水準になっており、返済額で比較すると、毎月数万円の差が出ます。

アドバイスする立場からすると、低利の借り入れを勧めて、金利が上昇したときに恨まれるより、リスク回避できる長期固定を勧めるほうがライフプラン上も計算しやすいので、お勧めしやすいとはいえますが、こちらの都合を押し付けることはできませんので、どのようなリスクがあるのかを確認してもらいその上で判断はご自身に任せるのが良いと考えています。

今回の相談者の、返済額のシュミレーションをすると・・・
現在の変動金利で計算すると、毎月の返済額は8万円でした。
35年固定金利で計算すると、毎月返済額は11万円を超えてきます。
返済額では、毎月3万円以上の差が出ます。
このまま金利が上がらなければ、もちろん変動金利がお得なのですが、金利が上がるとどのぐらい返済額が変わるのかも提示します。

たとえば、変動金利が8.5%まで金利が上がったとすると、優遇金利適用後の返済額は、毎月18万円を超えてきます。
脅かしではないですが、過去に実際にあった金利なので、このような事態もありえるということを理解することが大事です。

現在の変動金利の金利で、返済額に余裕のない方であれば、変動金利の選択は絶対にやめたほうが良いですが、貯蓄余力が高く、金利が上昇するような事態に備えられる方には以下のような考えもありだと思います。

長期固定期間の選択をしたものとして、余剰部分を貯めていく!
上記の例だと、毎月3万円の差額があるので、この部分を毎月返済したものとして貯めていきましょう。
返済した資金として貯めた貯蓄を繰り上げ返済することで、金利の軽減効果も大きくとれるし、金利上昇時にも、この余剰部分のストックがリスク対策にもなります。

金利が上がるときには、固定金利に戻せばよいと安易に考えて変動金利を利用するのは非常に危険です。 リスクに備えることができるかしっかりと確認したうえで活用しましょう。

保険見直しポイント解説