遺族年金とは!

遺族年金とは!(平成30年2月更新)

老齢年金とは、ご存知の通り65歳から支給される年金の事です。
国民年金から支払われる老齢基礎年金と、厚生年金から支払われる老齢厚生年金とがあります。
老齢年金を満額受け取れる資格は、保険料を40年間支払った場合です。

遺族年金とは、夫に万が一が生じた場合に、残された遺族に対して支払われる年金です
。 国民年金から支払われる遺族基礎年金と、厚生年金から支払われる遺族厚生年金があります。
老齢厚生年金、遺族厚生年金とも収入に応じて金額が変わります。

<国民年金から支払われる遺族基礎年金…・18歳未満の子供がいる場合>

子供の数年金額
1人1,003,600円
2人1,227,900円
3人1,302,700円

※子供が18歳になった日以降の最初の3月まで支払われる。

<厚生年金から支払われる遺族厚生年金・会社員の場合>
年金の種類年金額受取期間
遺族厚生年金 平均標準報酬額等で違う 夫が死亡した翌日から妻死亡時迄、遺族基礎年金が終了後、妻自身の老齢年金が支払われる迄
中高齢寡婦加算 584,500円

万が一の時の遺族年金と老齢年金(例)
☆会社員;平均報酬月額30万 妻が38歳時に死亡…子供2人(8歳、5歳)
(妻48歳、上の子が18歳まで)
遺族基礎年金:年額1,227,900円 遺族厚生年金:年額480,000円
合計:年額1,707,900円

(妻51歳、下の子が18歳まで)
遺族基礎年金:年額1,003,600円 遺族厚生年金:年額480,000円
合計年額:1,483,600円

(妻65歳まで)
中高齢寡婦加算:年額584,500円 遺族厚生年金:年480,000円
合計:年額1,064,500円

(妻65歳以降~)
老齢基礎年金:年額779,300円 遺族厚生年金:年額480,000円
合計:年額1,259,300円

※65歳時点での遺族年金の支給累計・・・36,432,800円

※85歳時点での遺族年金と老齢年金の支給累計・・・・61,618,800円

(給付額は、加入年数や平均報酬月額によって異なります。 全国の日本年金機構事務所で確認出来ます。)
注)国民年金のみの加入の場合は、遺族厚生年金、中高齢寡婦加算による支給はありません。

公的な保障である遺族年金の保障内容を理解し計算して、足りない保障を民間の保障性商品で補う事が無駄の無い保障選びに大切な事だと思います。
公的保障制度から考える、必要保障額の額など詳しい内容をお聞きしたい方は、生命保険見直し相談へお申込下さい。

保険見直しポイント解説

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