住宅ローン「借入可能額」と「返済可能額」どちらで選んでますか!
借り入れ可能額とは・・・
あなたの収入では、いくらまで借り入れが出来るので、この物件の購入は可能です・・・
と金融機関や不動産会社の立場から見た、借り入れ可能な金額の事です。
収入と返済負担率(収入に対する返済額の割合が25~40%など。)などから計算していきます。
借り入れ可能額で住宅ローンの利用が可能であっても、数十年にわたり、無理なく返済出来るかどうかは、別問題です。
返済可能額とは・・・
返済可能額とは、無理なく返済できる支払額の事である。
借り入れ側の立場から考えた金額の事です。
返済可能額を求める目安は・・・
現在の住居費(家賃や駐車場代など。)+住宅購入用に積み立てている毎月の貯蓄額
上の2つの合計額から、購入後の物件にかかる経費を引いた金額(固定資産税や、管理費、修繕積立金など。)が毎月の返済に無理なく当てる事出来る金額となります。
現在の毎月の返済額が問題がなくても、将来的な生活に支障がないか、更に考える必要もあります。
○借入期間は、無理が無いか。
○今後、金利が上昇した際に返済が出来るか。
○その他の出費が増えた時にも返済出来るか。
借り入れ可能額と返済可能額の違いが解りましたか。
住宅ローンを無理なく組む為には、是非、返済可能額から考えて見て下さい。